
映画「容疑者Xの献身」の完成会見が22日、都内で行われ、出演者の福山雅治、柴咲コウ、堤真一、松雪泰子、西谷弘監督が出席した。
本作は、平均視聴率20%を超えた東野圭吾原作の大ヒットテレビドラマ「ガリレオ」(フジ系)の劇場版。熱血タイプの女性刑事・内海(柴咲)から依頼されて、ある殺人事件を推理する天才物理学者・湯川(福山)。彼は大学時代の親友で天才数学教師の石神(堤)が、被害者の元妻で容疑者の靖子(松雪)の隣に住んでいると知り、事件の背後に石神がいるのではないかと推理する。
福山は20年ぶりという映画出演について「ドラマの役柄を映画の役柄に持って行くという風に思ってたんですけど、いざ撮影が始まると西谷監督も意識が映画にシフトチェンジしていて、1からまた作り上げていく感じでした。大変な現場に来てしまったなと、ずっとプレッシャーと戦いながら撮影していました」と撮影時の苦労を告白。しかし「来年40歳になるんですけど、これだけ長い間この仕事をやらせてもらえて、自分がプレッシャーに感じるような仕事ができるっていうのは、実はとても幸運なことなんだと、途中からこのプレッシャーを楽しみながらやりました」と前向きに切り抜けたようだ。
ドラマから続投となった西谷監督は、「“ヒットドラマの映画化”イコール“ドラマのスペシャル版”みたいな図式を壊すというか、もっと発展させたかった。ドラマの延長線上として見られて、映画として独立した形でも見られるもの。そのバランスを大切にしました」と作品に込めた思いを語った。
柴咲も近年主流になっているドラマから派生した映画について、多少複雑に思うところがあったそうだが、「いざ映画の現場に入ってみるとドラマとは全然違う雰囲気でした。しかも完成した映画を見たら、原作に忠実な空気感だったり雰囲気を醸し出していて、感動しました」と絶賛。また、タイトルにちなみ、撮影中に“献身”したことについて聞かれた柴咲は、「男性キャストの方たちのちょっとひわいな話に、献身的に付き合いました。ちなみにいちばん、ひわいな話をしていたのは北村一輝さんです」と暴露し、笑いを誘った。
一方、堤は初共演となる福山について、「彼のラジオをよく聴いてまして。すごく身近に感じていたので初めて仕事をするという感じではなかったですね。まぁ天才同士? みたいな(笑)」と冗談交じりにコメント。さらに「僕は現場でむだ話ばかりしていて、福山君の役作りの邪魔をするくらいの勢いでしゃべってたと思います」と撮影中のエピソードを語ると、すかさず福山が「最初は『この人オレをつぶそうとしてる!』って思いました(笑)。でもそうではないことが途中で分かって。関西の普通のオッサンみたいでした(笑)」と切り返し、チームワークの良さをうかがわせた。
映画「容疑者Xの献身」
10月4日(土)より、全国ロードショー
























